2026年5月27日水曜日

2026年5月19-26日 近所の緑地・里山、自宅周辺

例年になくアカシジミの出現が早かったので、ミズイロオナガシジミも早い出現になるだろうと期待しつつ近所の里山を歩くと、道の縁からねずみ色の蝶がひらひらと飛び出し近くのヒノキの枝に止まった。針葉樹との取り合わせがなかなか新鮮。


クズの葉を見るとコフキゾウムシが3匹。交尾中と思われる2匹の後ろで小柄な1匹がジタバタしている、と思ったら次の瞬間、2匹目の背中に飛び移った。



林の中を歩いているとガガンボのような虫が飛んで近くに止まった。撮影画像を見ると体はガガンボのようだが、頭部はシリアゲムシとそっくり。後で調べるとガガンボモドキという種類で、シリアゲムシ目ガガンボモドキ科に分類されていることが分かった。枯れたササの葉にのんびりぶら下がっている姿がユーモラス。


続いて橙と黒のだんだら模様の虫を発見。こちらは正真正銘のガガンボの仲間でホリカワクシヒゲガガンボという種類。なかなかご大層な名前だ。


おそろしく尾の長いハチがウグイスカグラの葉に止まった。シロフオナガバチという種類のようだ。長い尾は産卵管で、枯木中に潜むカミキリムシなどの幼虫に狙いを定めて産卵するとのこと。造形的に美しい。


虫をもう一種類。家のベランダにいたら虫が飛んできて止まった。カメムシかなと思ってみたらハサミムシだ。手摺を這いまわる様子を観察していると、よく見る黒っぽいものとは異なりなかなか素敵な色合い。小さな翅のような部分がある。
ファインダー越しに眺めていると、次の瞬間、大きな透明の翅を開いた。
こんな大きく美しい翅をどうやって収納していたのだろう。自然には感心させられることが多い。後で調べたら、キバネハサミムシという種類のようだ。

次は植物の話題。4月初旬に花を楽しませてくれたニガイチゴの実がちゃんと熟すかどうか気を揉みながら観察していたが、立派に熟してくれた。


クワ(ヤマグワ)の実もすっかり熟した。


サトザクラの実は真っ黒に熟した。おいしそうに見えるが渋くて食べられない。


最近まで白い花を咲かせていたウツギは早くも実の季節。


シナマンサクは面白い形の実を付けた。


ホタルブクロが咲き出して初夏の風情。


ところで、5月19日の夕暮れ時には月と金星が接近する様子が観察できた。月の欠けた部分がうっすら見えるのも味わい深い。


露出を月の輝いている部分に調整してアップで撮影してみた。月の表面のデコボコが凄い。



2026年5月19日火曜日

2026年5月12-18日 近所の緑地・里山、自宅周辺

ヤマボウシの花が盛りを迎えた。白い花びらのように見えるのは総苞片とのこと。樹冠を覆いつくすよう。


クヌギは葉が茂って鬱蒼となった。


ウツギの花はこの季節らしい。


オオバアサガラも優雅な花を開いた。


シナノキは蕾が目立つようになった。


ヤマウコギは蕾と葉の様子が面白い。


日陰ではユキノシタの花が美しい。


様々な実も目立つようになってきた。
カジイチゴの実はおいしいので熟すはしから小鳥や人に食べられてしまう。


ニワトコの実は赤く熟した。


ナツグミの実は艶やか。


ハナズオウの実はサヤエンドウのよう。赤く色付き美しい。


木陰の葉に止まるギンツバメを見つけた。複数の灰色の線が両端に向けて集合するユニークなデザイン。自然の造形には感心させられる。


コミスジがススキの葉に逆さに止まっていた。普段は人の気配に敏感なのだが、ススキの葉に付いた何かの汁を吸うのに夢中らしい。


モンシロチョウはススキの葉で休んでいるようだ。


今年はアカシジミの発生が早く5/10に初見だったが、この日また会うことができた。


サルトリイバラでルリシジミの幼虫を見ていたら、産卵中のキマダラカメムシを見つけた。


コナラの根元に生えたキノコが気になっていたが、マンネンタケという種類であることがわかった。この後どのように成長するのか見守りたい。


ところで、里山を歩いていたらウツギの花を熱心に観察している人がいた。お話を伺っているうちに、吉谷さんという昆虫関連の絵本作家で、「おとしぶみ」は作品の一つとのこと。帰宅して妻がネット検索したら「とっくりばち」という絵本がヒットし、その表紙にピンきた妻が本棚を探したらその絵本を見つけた。


吉谷さんはこの里山をよく訪れるということなので、是非またお会いしたい。

2026年5月11日月曜日

2026年5月3-10日 近所の緑地・里山、自宅周辺

今年の春は3月後半からの暖かさで植物の生育が早い。そこで、アカシジミの発生もそろそろかなと思いながら近所の緑地を歩いていたら、コナラの枝先にオレンジ色の蝶を見つけた。羽化したばかりのアカシジミのようだ。今年も無事に発生してくれて嬉しい。


近くで優雅に飛び交っている白い大きな蝶はアカボシゴマダラの春型。


木の周りを敏捷に飛び回り幹に止ったのはサトキマダラヒカゲ。樹液を吸っている。模様が複雑で素敵。


林縁のサルトリイバラにはルリタテハの幼虫が多数。トゲトゲが凄い迫力だが触っても大丈夫。


熱心に何かを観察している一団に出会った。対象は葉の裏に止まった蛾。スジベニコケガという種類。クリーム色の地に鮮やかな赤と黒の模様が芸術的。


タツナミソウの花は終盤に差し掛かっている。咲き終わった下の方には小さなおたまのような実が付いている。


湿った日陰ではユキノシタの花が咲いていた。


アヤメの花はなかなか豪華。


ウグイスカグラの赤い実は可愛らしい。


コゴメウツギには小さな花がいっぱい。線香花火のよう。


キブシの実はだんだん大きくなる。シルエットが面白い。


オニグルミの実も随分大きくなった。毛むくじゃらで迫力がある。


エゴノキは花盛り。咲いた傍からどんどん落下。


ハコネウツギも花盛り。三色の花が楽しい。


ヤマボウシの花(ガク)は気品がある。


クマシデのは果穂は大きくて立派。ヒゲジイそっくり。


窓から見る富士と丹沢。丹沢は下から緑の範囲が広がる。