例年になくアカシジミの出現が早かったので、ミズイロオナガシジミも早い出現になるだろうと期待しつつ近所の里山を歩くと、道の縁からねずみ色の蝶がひらひらと飛び出し近くのヒノキの枝に止まった。針葉樹との取り合わせがなかなか新鮮。
クズの葉を見るとコフキゾウムシが3匹。交尾中と思われる2匹の後ろで小柄な1匹がジタバタしている、と思ったら次の瞬間、2匹目の背中に飛び移った。
林の中を歩いているとガガンボのような虫が飛んで近くに止まった。撮影画像を見ると体はガガンボのようだが、頭部はシリアゲムシとそっくり。後で調べるとガガンボモドキという種類で、シリアゲムシ目ガガンボモドキ科に分類されていることが分かった。枯れたササの葉にのんびりぶら下がっている姿がユーモラス。
続いて橙と黒のだんだら模様の虫を発見。こちらは正真正銘のガガンボの仲間でホリカワクシヒゲガガンボという種類。なかなかご大層な名前だ。
おそろしく尾の長いハチがウグイスカグラの葉に止まった。シロフオナガバチという種類のようだ。長い尾は産卵管で、枯木中に潜むカミキリムシなどの幼虫に狙いを定めて産卵するとのこと。造形的に美しい。
虫をもう一種類。家のベランダにいたら虫が飛んできて止まった。カメムシかなと思ってみたらハサミムシだ。手摺を這いまわる様子を観察していると、よく見る黒っぽいものとは異なりなかなか素敵な色合い。小さな翅のような部分がある。
次は植物の話題。4月初旬に花を楽しませてくれたニガイチゴの実がちゃんと熟すかどうか気を揉みながら観察していたが、立派に熟してくれた。
クワ(ヤマグワ)の実もすっかり熟した。
サトザクラの実は真っ黒に熟した。おいしそうに見えるが渋くて食べられない。
最近まで白い花を咲かせていたウツギは早くも実の季節。
シナマンサクは面白い形の実を付けた。
ホタルブクロが咲き出して初夏の風情。
ところで、5月19日の夕暮れ時には月と金星が接近する様子が観察できた。月の欠けた部分がうっすら見えるのも味わい深い。
露出を月の輝いている部分に調整してアップで撮影してみた。月の表面のデコボコが凄い。















