この夏は猛暑で家に閉じ込められていたが、久しぶりに少しだけ遠出しようということになり、箱根方面に出かけてみた。10月も近いというのに天気予報では静岡の最高気温は35℃とのことだったが、思い切って出掛けてみた。小田原から標高が上がるにつれて気温は下がり、箱根神社に到着した頃には曇り空で22℃、少し肌寒いくらいだった。
箱根神社を参拝後、駒ケ岳ロープウェイ乗り場まで車で移動した。ロープウェイ乗り場には「強風のため停止中、山頂の気温15℃」との掲示。九頭竜神社まで芦ノ湖沿いの遊歩道を往復する。道の両側にはタマアジサイが咲き残っている。
ヤマアジサイはドライフラワーのような色合い。
ホトトギスは花の盛り。
キク科の花も沢山咲いている。これはシロヨメナだろうか。
ミヤマシキミの実は色付き始め。
40分ほどで森の中にひっそり佇む九頭竜神社に到着。
戻る途中に綺麗なツルニンジンを見つけた。
昼食後、湿性花園に立ち寄った。目的の一つは牧野富太郎博士が命名したジョウロウホトトギス(上臈杜鵑草)を見ること。名前に違わず気品ある佇まいだ。
園内ではガマズミの実が美しく色付いている。
アケボノソウの花は格調高い。
接写したサクラタデの花も可憐だ。
関東ではお目に掛れないアキギリがあった。
エゾリンドウも花盛りだった。
フジアザミは大きくて迫力がある。
下界は猛暑だったが、箱根、特に芦ノ湖周辺は涼しくて快適な散策ができてよかった。
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