2022年6月15日水曜日

2022年6月9-13日 近所の里山

ゼフィルスのシーズンも終盤を迎えたが、ウラナミアカシジミにだけまだ巡り会えず半ば諦めていた。

そんな中、日課にしている家内との朝の散歩(ウォーキング)の定番コースにしている近所の緑地(公園)を虫や植物を見ながら公園の出口近くまで来たところで、ススキの葉に小さな蛾が止まっているのを見つけた。この蛾の写真を撮ろうと近付いたところ、その蛾の少し上に蝶が止まっていると家内が言った。その指さす方を見ると、何とウラナミアカシジミがススキに止まっているではないか。ウラナミアカシジミが居そうでない場所だったので全くノーマークだった。気温が低いせいか近付いても飛ばれることなく落ち着いて撮影できた。


別の日、少し離れた里山に出掛けた。ベニシジミが活発に飛び回ってはヒメジョオンの花で吸密している。


ニガイチゴは実がすっかり熟している。


ツリバナの実は随分大きくなった。


ホタルブクロの花はこの季節らしい。


カワトンボが元気に飛び回っている。翅が透明な個体と茶色い個体がいるが、これは茶色いタイプ。


栗林は花の時期で独特の青臭い匂いが立ち込めてムッとする。栗の花は昆虫に人気だ。ハムシ類も集まっている。ハムシは種類によって色合いや模様が様々で面白い。なかなか凝ったデザインのこの虫はムツキボシツリハムシという種類のようだ。


青緑に輝いているいるのはバラルリツツハムシという種類らしい。


全身が橙色なのはウリハムシ。


畑にはテントウムシの仲間がいた。撮影している時はてっきりナス科の食害で有名なニジュウヤホシテントウだと思っていたが、後で調べるとヤマトアザミテントウという種類らしい。


小さくて青色に輝く美しいハエが葉の上に止まった。マダラアシナガバエという種類のようだ。「ハエ」のイメージとはかけ離れた清潔感がある。


ススキの葉の一部がチマキのようにたたまれているのに気付いた。何かの巣に違いないと思い後で調べたところ、フクログモの一種の巣のようだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿