アカタテハの美しい個体をゆっくり撮影する機会に恵まれた。アカタテハは珍しい蝶ではないが、結構敏感でなかなかゆっくり撮影させてもらえない。しかしこの日は、林の中にぽっかりとできた日溜りが気に入ったとみえて、幾度となく飛びたってもまた戻ってきてくれた。
翅を閉じると裏の模様が複雑なモザイクのようで素敵だ。
林の中の道端で植物観察会の方々がサガミランを熱心に観察しているところに巡り合って相伴することができた。お会いしなければ気付かずに通り過ぎてしまっていただろう。サガミランはマヤランの白色種とのことだが気品は優っているように思う。
キチジョウソウは立派な実を付けた。なかなか美しい色合いだ。
湿った泥の斜面でツチグリを見つけた。二つのツチグリが押し合い圧し合いしているようで微笑ましい。それにしてもキノコには見えない。
リンドウは終盤になった。枯れかかった葉も趣がある。
ノササゲは鞘がはじけて実が現れた。今年はノササゲを見る機会が少なかったように思う。
クロモジは黄葉の中から立派な冬芽を突き出している。
イイギリはあっさりした黄葉の中に真っ赤な実が目立つ。
マユミの実が豊作だ。
アカシデの紅葉は上品な色合い。
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