平年より気温は高いとはいえ秋らしい日が続くようになった。遠くの山々もはっきり見えるようになり夕焼けが美しい。
植物の様子も秋らしくなった。イヌホオズキは沢山の実をつけた。熟して黒くなった実とまだ緑色の実が混在していて面白い。
ヤブミョウガも沢山の実をつけた。みなきちんと上向きに揃っている。
クサギは実と萼の色の対比が芸術的。
クヌギの実の造形も魅力的。
秋の花々が目を楽しませてくれる。ミゾソバにはチャバネセセリが吸蜜に訪れていた。
ヤブマメの花があちこちで咲いている。小さい花だがなかなか美しい。
ツリフネソウも花盛り。面白い形だ。
谷戸の畑ではソバの花が満開。
チョウもずい分多くなった。アカボシゴマダラが葉の裏側で休んでいた。
ウラナミシジミ(メス)は、オスに比べてやや地味だが後翅の文様がよい。
ウラギンシジミ(メス)が笹の葉に止まった。「ウラギン」の名が納得できる翅裏。
クロコノマチョウの秋型もよく見掛けるようになった。翅裏は枯葉にそっくり。
タテハチョウの仲間も増えてきた。秋型のキタテハはぎざぎざが大きく赤味を帯びる。
ルリタテハの翅の輝きは美しい。
林の中ではジョロウグモの巣が目立つようになった。陽を受けて輝くその造形は素晴らしい。
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