初夏の花や虫が一段落して観察対象が減ってきた。暫く振りに窓から見えた富士山はすっかり雪が少なくなって夏山らしくなった。
あちこちにネジバナが咲いた。一つ一つの花はちゃんと蘭の形だ。
林間の開けた所にはオカトラノオの花が咲いた。
オニグルミの実は随分大きくなった。
マテバシイの実も大きくなってきた。毛糸の帽子を被っているようで可愛らしい。
シックなデザインの蛾を見つけた。結構な大きさでなかなか立派だ。カギバアオシャクというシャクガの仲間のようだ。翅が少し痛んでいるのが残念。
オオチャバネセセリが目立つようになってきた。イチモンジセセリに似ているがより大きくて大らか。
ヤマグワの葉上にはオオナミモンハマキ(ハマキガ科)が多数見られた。とても小さいが拡大すると大胆なデザイン。
同じくヤマグワにはクワコの幼虫がいた。
ヤマハッカの花ではコマルハナバチが吸蜜。
ヤマイモの葉上にはキイロクビナガハムシがいた。拡大すると身体全体にシボシボがあって迫力がある。
ベランダの物干しロープに不思議な形の虫が止まった。ハエの仲間のように見えるがそれにしては触角が妙に長い。調べるとチャタテムシ目に属するクロミャクチャタテという種類のようだ。これまで気付かなかったものは数知れず。
おまけ
恒例の同窓会(学生時代の部活動)が今年も福島県伊達市で行われた。その帰り道、茨城県北茨城市の水力発電所を見物した。明治時代に稼働を開始した歴史的建造物で国の重要文化財に指定されている。深い緑の山あいに白い壁と空色の屋根が映えて素敵だった。
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