6月に入って寒冷渦のもたらした冷気に覆われたため、低めの気温で経過している。
里山ではホタルブクロが花を咲かせた。
ツリバナは花から実の季節に移った。
熟したカラスムギの実はなかなか美しく芸術作品のようだ。麦秋の季節だ。
栗の花が咲いて青臭い匂いが漂う。この匂いは昆虫には魅力的らしく多くの昆虫を惹きつける。
斑模様の蛾はトンボエダシャック。トンボと名前が付けられるだけあって妙に胴(腹)が長い。
シロテンハナムグリは大食漢の様子。
変った形のアブはツマグロコシボソハナアブのようだ。
モンキチョウはヒメジョオンの花で吸蜜。翅が透けて美しい。
ベニシジミは葉上で精一杯縄張りを主張している。健気。
キマダラセセリも縄張りを主張。戦闘機のような形。
葉上に止まっているのはギンバネヒメシャク。淡い縞模様で縁に黒いステッチ模様を配してとても上品で洒落たデザイン。
ササの葉に止まる小さな蛾を見つけた。拡大して見ると、平身低頭というか五体投地というか、とにかく奇妙な姿だ。キイロクチブサガという種類のようだ。
林の縁でアオイトトンボを見つけた。梨地のような金属光沢が美しい。
小さなハムシはキボシツツハムシ。5mmに満たない小さな甲虫だが凝ったデザインに感心する。
クヌギの葉上にいる1cmに満たない小さな虫はクロナガタマムシのようだ。タマムシとは言っても随分小さくて地味だがちゃんとタマムシの形をしている。
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