今頃の季節にしては異様に気温が高く真夏日が数日続いた。湿った南風の影響で夜中に雨が降った翌朝、地面からは湯気が立ち昇り林の道には光芒が現れた。
クモの巣はキラキラと輝く。
気温が高くても秋の歩みは進む。たわわに実ったトキリマメの実は赤く色付いた。
カキの葉は綺麗に色付いた。
カツラも黄葉が進む。
ノブドウの実も日毎に色付いてくる。
シロヨメナは花がびっしり。
林縁の日向にはヤマトシジミが群れている。よく見かける蝶だがこうして見るととても美しい。
ウラギンシジミは素早く飛び回っては止まる。
冬越しするタテハチョウの仲間が日向で身体を温めていた。まずはアカタテハ。翅裏の模様がモザイクのようだ。
次はルリタテハ。翅表の鮮やかな瑠璃色とは対照的に翅裏は渋く、越冬中に目立たないようなデザインに徹している。
最後はキタテハ。これも枯れ葉に似せている。後翅に「C」形の銀色の模様がある。
ヤマハゼの木に葉痕を見つけた。亀のようにも見えるし、飛んでいるムササビのようにも見えてかわいい。
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