2023年9月30日土曜日

2023年9月28日 箱根

この夏は猛暑で家に閉じ込められていたが、久しぶりに少しだけ遠出しようということになり、箱根方面に出かけてみた。10月も近いというのに天気予報では静岡の最高気温は35℃とのことだったが、思い切って出掛けてみた。小田原から標高が上がるにつれて気温は下がり、箱根神社に到着した頃には曇り空で22℃、少し肌寒いくらいだった。


箱根神社を参拝後、駒ケ岳ロープウェイ乗り場まで車で移動した。ロープウェイ乗り場には「強風のため停止中、山頂の気温15℃」との掲示。九頭竜神社まで芦ノ湖沿いの遊歩道を往復する。道の両側にはタマアジサイが咲き残っている。


ヤマアジサイはドライフラワーのような色合い。


ホトトギスは花の盛り。


キク科の花も沢山咲いている。これはシロヨメナだろうか。


ミヤマシキミの実は色付き始め。


40分ほどで森の中にひっそり佇む九頭竜神社に到着。


戻る途中に綺麗なツルニンジンを見つけた。


昼食後、湿性花園に立ち寄った。目的の一つは牧野富太郎博士が命名したジョウロウホトトギス(上臈杜鵑草)を見ること。名前に違わず気品ある佇まいだ。


園内ではガマズミの実が美しく色付いている。


アケボノソウの花は格調高い。


接写したサクラタデの花も可憐だ。


関東ではお目に掛れないアキギリがあった。


エゾリンドウも花盛りだった。


フジアザミは大きくて迫力がある。


下界は猛暑だったが、箱根、特に芦ノ湖周辺は涼しくて快適な散策ができてよかった。 

2023年9月26日火曜日

2023年9月22―24日 近所の里山、近所

「暑さ寒さも彼岸まで」の諺の通り暑さが収まったので久しぶりに里山に出掛けてみた。田圃は実りの季節を迎え稲刈りが進んでいる。



ハギの花は真っ盛りで美しい。



ヤブマメの花が咲いている。



カラスウリの実は随分大きくなった。縞模様がかわいらしい。



ナンバンギセルの花が咲き残っていた。



ツリフネソウは花の季節。



白花のツユクサが咲いていた。



小さな蛾が葉の裏に止まった。屈んで何とか撮影してみるとなかなか美しい。マメノメイガという種類のようだ。この仲間は逆立ちしてそっくり返る姿が面白い。



栗のイガが割れて実が覗いた。



モチノキの実は色付いてきた。



木の幹にキノコがびっしり生えていた。



暑さが続いてなかなか秋にならないとぼやいていたが、里山には確実に秋は来ているようだ。 

2023年9月14日木曜日

2023年9月7―14日 近所の緑地、自宅

9月も半ばになったというのに一向に猛暑が収まる気配がない。うんざりしながら朝の散歩は続けている。

新鮮なアカボシゴマダラが近くに止まった。



アゲハも翅を休めていた。



林縁ではセンニンソウが花盛りだ。



クズの花が目立つ。



ツルボも咲いて少しだけ秋の気配。



草むらに小さなクモの巣を見つけた。コシロカネグモのようだ。



黄色いハチが近くに止まった。キアシナガバチのようだ。なかなかの大きさで少し怖い。



カワラヒワが電線に止まってジュイーンと鳴いている。



ところで7日には台風が関東に接近した。その影響か夕暮れ時の西の空は不気味な夕焼けに染まった。



東の空には虹が現れた。



この台風はその後、関東南岸で停滞した後に消滅するという珍しい経過を辿った。 

2023年9月4日月曜日

2023年8月26日―9月3日 近所、自宅

相変わらずの猛暑のため里山観察は控えている。仕方ないので、自宅とその周辺で観察した画像を使って更新する。真夏の陽気が続いても植物には季節の変化が表れている。サルスベリは花の盛りを迎えている。



ザクロの実は不思議な形だ。



カリンの実は日に日に大きくなる。



アオギリがこのような実を付けることは知らなかった。



カラスウリの花は夜開くので、朝はもう萎れかかっている。



オオブタクサをかき分けて歩いたらズボンに多数の小さい虫が付いてきた。アワダチソウグンバイという種類らしい。2-3mmほどの小さい虫だが、接写すると凝った形をしている。



南海上からの湿った空気の流入により空には雲が賑やかだ。左下方には小さな虹が見える。


明け方の空にはこんな雲も。



もうそろそろ暑さが終わってほしい。