今年の年明けは昨年のような大災害も無く何とか無事に過ぎたようだ。正月なのでまずは富士山の写真を載せる(1/4の朝、自宅窓から望遠レンズで撮影)。
冷え込んだ朝、谷戸の田圃はすっかり凍った。
池にも氷が張った。
枯れたシモバシラ(シソ科)には繊細な氷の芸術ができていた。枯れた茎が地中から吸い上げた水分が凍ることで発生する。従って、低温だけでなく地面が適度に湿っていることが発生の条件とのこと。数日前に久しぶりに雨が降った後に冷え込んだことで好条件になったのだろう。もっと低温にならないと見られないと思っていたが、ともかく見られてラッキー。
霜が降りた落葉の色合いもなかなか芸術的。
真冬になって野山は彩りが乏しくなったが、頑張って残っている葉に陽が透ける色合いが美しい。
スイカズラ
ミツバアケビ
様々な実も冬らしい風情。
カキの木には実がびっしり。誰も取らないところをみると多分、渋柿。
サンシュユの実は少し萎れたが陽を浴びて輝いている。
マユミの実はやさしい色合い。
ツルウメモドキの実は黄色と赤の取り合わせが印象的。
センダンにはびっしりと実がなっている。
裂けたヤマユリの実の造形が面白い。裂目が繊細なレース状になっている。
冬芽もなかなか魅力的。
ダンコウバイの冬芽は淡い桃色で繊細な感じ。
クロモジの冬芽はキリスト教の百合の紋章にそっくり。
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イヌシデの冬芽は去年の実の柄が残っていて面白い。
コウヤボウキの花はすっかりドライフラワーになって美しい造形。
エナガがせわしなく梢から梢に移りながら食事していた。かわいらしい。


















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