温暖化のせいか7月の中旬なのに酷い暑さがしばらく続いたが、ここ数日は暑さが一段落して日差しも弱かったので久しぶりに里山に出掛けてみた。
田圃の周りの土手にはヒルガオが咲いた。
林の縁にはヘクソカズラが咲く。可哀そうな名前だがこうしてみると結構素敵な花だ。
クサギの花も咲き始めた。
田圃の脇でイトトンボを見つけた。ホソミイトトンボのようだ。胸と腹の先が水色で涼し気だ。
今頃見られる個体は夏になって羽化したものだが、次の世代は秋に羽化してそのまま越冬する。越冬型の色は全く違っている。因みに昨年秋に撮影した越冬型はこんな様子。まるで別種のように地味だ。
歩いていたら蛾が飛び出して近くの木の葉上に止まった。突っ立つように止まる様子が面白い。写してみるとなかなか艶やかな色合いで、緞帳を思わせる風合いだ。ウスオビトガリメイガという種類のようだ。蛾の色彩や模様は多様で面白い。
木陰では複数のベッコウハゴロモが吸汁していた。
ヤマトシジミ♀がじっと止まっていた。
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