2023年7月16日日曜日

2023年7月12-14日 近所の緑地、里山

暑さが一段と厳しくなって昆虫も少なくなってきたように感じられる。連日のように関東北部や内陸では雷雨があるようだが、この辺りは雷雨は無く雷雲をはるかに望むだけ。



セミだけは暑さと共にどんどんと数を増している。朝の散歩中に羽化中(脱皮中)のセミに巡り合った。アブラゼミらしいが羽化したての白く半透明な翅と緑色の翅脈の初々しい質感が素晴らしい。アブラゼミとはまるで別種のようだ。



田圃のイネは随分育って緑一色。



スジグロシロチョウが暑さを避けてか日陰のナツノタムラソウで吸蜜。



ヒメウラナミジャノメは翅裏の細かい縞模様や蛇の目紋が涼し気だ。



クズの茎に止まるアマガエル。ポーズがよい。



今の季節はハラビロトンボが多い。麦わら色のはっきりした模様はメス。なるほど腹の幅が広い。



オスは青灰色がなかなか涼し気。



湿地の草の葉にはクモの一種のオオトリノフンダマシが止まっている。全部の足先を頭に揃えて、形・模様・質感の全てで鳥の糞に擬態。なんだかカマキリの顔にも似ている。



近縁のシロオビトリノフンダマシは白い部分を配して更に鳥の糞に似せている。顔みたいな模様があってお面のようでもある。



サルトリイバラにルリタテハの幼虫を見つけた。トゲトゲが凄い迫力で、あの藍色の美しい蝶になることが想像できない。 



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