蒸し暑い日が続き自宅から山を望める機会が少なくなった。そんな中で7月2日は大陸からの乾いた空気に覆われたのか久しぶりの山の眺望に恵まれた。これは我家の窓から見た丹沢と富士山。写真ではわかりにくいが富士山にはまだごく小さな残雪があるようだ。
近くの木の葉に丸いシミのようなものが付いているのに気付いた。撮影して見ると、カメムシの幼虫が円陣を組んでいる。円陣の中心には円状に産み付けられた卵がある。孵化したカメムシの幼虫が孵化後の卵を食べているのだろうか。色や模様からクサギカメムシのようだ。
道端にはナガコガネグモの巣に細かい水滴がついてレースのように美しい。
少し涼しい日に久しぶりに里山に行くと、林縁の草の葉の上にアマガエルが沢山見られた。カメラを少し意識しているような表情が面白い。
道路脇の水溜まりでは新鮮なモンキアゲハ♂が無心に吸水していた。
ヌスビトハギの実は大きくなり美しい色に。
チダケサシは涼し気な花を付けている。
ここからは小さい虫シリーズ。まずは窓ガラスに止まっていた小さな蜂。アオムシヒラタヒメバチという種類らしい。緑色の眼、赤茶色の腹や脚、真珠のような輝きの翅がとても美しい。
次は、ベランダの床に止まっていた小さな虫。カタビロクサビウンカという種類。確かに肩がいかっている。腹には縞模様があり小さなセミのようだ。
最後は、林縁のスギナに止まっていた小さな蛾。ヒロバチビトガリアツバという種類のようだ。名前に「チビ」と付いているように、とても小さくて見逃すところだった。
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