雨上がりの里山を歩くと、じっと止まるミズイロオナガシジミに次々に出会った。幸運にも羽化の最盛期に当たったようだ。蒸し暑さを吹き払うような涼し気な雰囲気が好きだ。
気をよくして注意深く観察しながら歩くと、木陰の葉上にゲンジボタルが止まっていた。
少し歩くと、足元に小さな黒い虫を発見。ファイダーを除くと小宇宙を思わせるような模様が美しい小さな蛾だ(種類がわからないのでネットの蛾専門のサイトに質問して「トウキョウホソハマキモドキ」であることがわかった)。
ニホンカナヘビが日向に出てきてニホントカゲと遭遇。どちらも雨で冷えた身体を温めにきたのだろう。
ジガバチが止まった。折れそうな細い胴はどのように機能するのだろうか。
田圃には水が張られ田植えの準備が整った。
華やかに花を咲かせていたウツギはすっかり実の季節になった。
ニガイチゴも赤い実を付けた。
御幣のような形をしたイネ科の植物はネズミムギか。一斉に花を咲かせている。
ここからは、マイブームの小さい虫。まず、イボタヒシウンカ。セミを小さくしたような形だ。2匹がくっついている。
次は、銀色と瑠璃色に輝くドウガネサルハムシ。繊細で金属細工のようだ。
最後はバラルリツツハムシ。光沢が素晴らしい。
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