6月に入った。田植えが終わった里山の田圃ではアオサギが餌を探して歩き回っている。
ヤマモモの実は熟し始めた。
ツリバナはオブジェのように丸い実を付けた。
ウラギンシジミが活発に飛び回り止まっては翅を開く。目の覚めるような緋色が美しい。
ナワシロイチゴの実は真っ赤に熟した。これでキイチゴ類の実は終了。
セイタカアワダチソウの茎に赤い枯れ枝があると思ってよく見たら小さな蛾だった。ベニマダラホソメイガという種類。それにしても素晴らしい擬態だ。
小さな蛾つながりで他に3種類紹介。いずれも1cmほどの小さい蛾なので、目視ではその美しい色合いや模様はわからないが、クローズアップするとその美しさに息をのむ。
ツマキホソハマキモドキは、翅の上側は緑色の金属光沢、下側はオレンジ色に銀色の筋で大変美しい。
オオナミモンマダラハマキは、小さな翅に隙間なくびっしりと模様がデザインされている。
ベニヘリコケガは、薄紅色で縁取りされたベージュ色の地に洒落た黒い線が何とも言えずおしゃれだ。まるでデコレーションケーキのよう。
おしゃれなのは蛾だけではない。紅色の小さな虫を写してみたら、翅が随分素敵なデザインだ。スジグロボタルというホタルの一種。
小形のカミキリムシが飛んできて足元に着地。人に踏まれてはいけないのでオカトラノオに止まってもらった。これはヒメヒゲナガカミキリという種類。
キボシカミキリも草に止まっていた。名前に「ヒゲナガ」という言葉はないがやはり触角が長い。
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