梅雨空が続く中、ベランダのネムノキが今年も咲き始めた。ネムノキの花には梅雨空がよく似合う。夢のような美しい色合いと素敵な香り。
エゴノキの実は随分大きくなった。花もよいが実もなかなか風情がある。
林縁ではホタルブクロが終盤。
モンキチョウが元気に飛び回る。
ベニシジミも活発だ。これは後翅に青い斑点があるのでメス。
蛾の翅の模様も味わい深い。これはホソミアツバという種類。絹織物のようだ。
不思議な姿の虫に出会った。最初はハチかなと思ったが、モモブトスカシバという蛾の一種(スカシバガ科)とわかった。
次はカミキリムシの仲間のアカハナカミキリ。「赤い鼻のカミキリ」ではなく「花に集まる赤いカミキリ」という意味。
次は涼し気な色調のラミーカミキリ。幕末から明治の初め頃に、繊維を採るために輸入されたイラクサ科のラミーという植物に付いて、インドシナ半島、中国、台湾あたりから長崎に侵入し広がったらしい。
正面から見るとこんな感じ。愛くるしい顔だ。
クサカゲロウの姿を見るようになってきた。何とも優雅な姿だ。体の草色と目の茶色の対比が印象的。
最後は3匹のコフキゾウムシの様子。歌川国芳の人の体を組み合わせて人の顔を描いた「だまし画」を連想して笑ってしまった。
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