2022年10月31日月曜日

2022年10月25-30日 近所の緑地、里山

この辺りでも紅葉が始まった。近所の緑地のカツラはハート形の葉をオレンジ色に染めた。カツラの葉特有のカラメルのような匂いが漂う。


ナンキンハゼの実は割れて中から白い種が覗いた。


林の縁では野菊が終盤を迎えている。これはカントウヨメナだろうか。


花が薄いピンク色のハギはツクシハギか。


ツリフネソウの実が熟して弾け後はゼンマイのようだ。


ツルグミは沢山の花を付けた。小さいがなかなか気品がある。


暖かい日には色々な蝶が飛び交う。ツマグロヒョウモンのメスはなかなか豪華だ。


キタテハの秋型は翅のギザギザが大きく赤味が強い。


ベニシジミがセイタカアワダチソウで盛んに吸密。


ウラギンシジミのメスが日向を求めて飛び回る。


ホソミイトトンボがひっそりと林の下の草に止まる。目にも模様がある。


ところで、10/25に自宅から丹沢を眺めると山肌に雪が見える。10月中の積雪は随分早いように思う。


その日の夕暮れ時、富士山の影が手前の薄い雲に投影されて左上に長く延びていた。初めて見る現象だ。



2022年10月24日月曜日

2022年10月19-23日 近所の緑地、里山

10月も下旬になり秋の気配が濃くなってきた。近所の緑地のナンキンハゼに沢山の実がなった。実の重みのせいか枝が垂れ下がって目の前で観察できる。


ムクノキは黄葉が始まり実が黒く熟してきた。


シソの葉は色付き光が透けて美しい。


ヒイラギの花は白く気品がある。


日当たりのよい斜面でコミカンソウを見つけた。


林の中を歩いていたら美しいクモの巣に気付いた。凝ったレース編みのようだ。


キチョウがセンダングサで吸密していた。


ヤマトシジミが多い。メスは秋の深まりと共に青い部分の面積が増えてくる。


オスは季節による変化はないようだ。


林を歩くとクロコノマチョウが飛び出す。結構な大きさだ。止まっている姿は魔法使いのようでもある。


ところで、10/20に房総方面に出掛けた際、神社の境内に変わった色と形の実が無数に落ちているのに気付いた。敷石の上に並べて撮影してみた。


傍に大木があり、この木の実らしい。望遠レンズで一番低い枝を撮影してみると成程この形の実が沢山付いている。


帰宅して調べるとイヌマキいう種類らしい。暖地の木だろうか。この辺りでは見たことがなかった。

 

2022年10月17日月曜日

2022年10月11-16日 近所の緑地、里山

この季節には美しく色付いたノブドウの実を観察するのが楽しみなのだが、色付く前に落ちてしまうことが多く貧弱なものが多い。しかし、珍しく立派なノブドウにお目に掛った。それにしても、どういう作用でこのような様々な色になるのか不思議だ。


同じブドウ科でもエビヅルは大分様子が異なる。


野辺ではナンテンハギが美しい花を咲かせた。


野原には沢山のアカトンボが飛んでいる。これはアキアカネか?


ススキにオオカマキリが止まっていた。撮影しようと近づいたら睨まれた。写真を見ていて、前脚の先端は、カマと本来の脚であったであろうと思われる部分に枝分かれしていることに気付いた。


ワニグチソウを見に林の中に行き、今度は別の株を撮影。この株はワニグチソウの特徴である苞が実を守るように残っている。


林の中ではツルグミの花が咲き出した。


林の縁では様々な草木の実を観察。木に絡みついて高いところに実を付けているのはアオツヅラフジ。


ホオノキの実は形も色もちょっと不気味で優美な花からは想像できない。


アラカシのドングリは鞘の縞模様が楽しい。


カラスウリの実が色付いてきた。まだ縞模様が残っている。


マメアサガオは花の季節が過ぎ、実を沢山付けている。実もツルも赤紫で素敵だ。


2022年10月9日日曜日

2022年10月2-9日 近くの里山、緑地、近所

10月に入っても気温が高い日が続いたが、5日に寒冷前線が通過していきなり寒いくらいの気候になった。激しい気温の変化に体がついていかない。野原ではススキの穂が風に波打っている。


ススキの穂を近くで見るとこんな感じ。花が垂れ下がっている。


里山では秋の花が満開。これはツリガネニンジン。


アキノタムラソウも可憐だ。


ワレモコウも季節を感じさせる。


ノハラアザミの花にはツマグロヒョウモン♂が吸密に訪れていた。


センダングサの花にはモンシロチョウが。


春、花の撮影中にチャドクガに酷い目に遭わされたワニグチソウには実がなっていた。今度は酷い目に遭わないように気を付けて撮影した。ヒスイのように美しい。


ハッカの蕾もなかなか素敵だ。


林の道に落ちた枯れ枝に迷路のような模様のキノコが生えていた。エゴノキタケという種類らしい。


ヌルデには実が沢山付いた。ほのかに赤みがある。


エビヅルの実は随分色付いた。