2022年9月5日月曜日

2022年8月30日 ハラビロカマキリ

ベランダの鉢植えのネムノキの下に昆虫の脱皮した抜け殻を見つけた。その上辺りを探すと、脱皮後間もないカマキリがネムノキの枝に止まっていた。延びかけの縮れた翅は半透明で、その形は昭和の時代に女子小学生が体育授業ではいていたブルマーを連想させる。体の色は淡い。


約10分後、翅は少し伸びた。


さらに20分。ロングスカートくらいの長さに。


それから15分。優雅なドレスのよう。


さらに40分経つと翅は不透明になり硬い感じになった。


種類はハラビロカマキリのようだ。抜け殻はこれ。


極細の触角や足先からどのようにしてこれほど綺麗に脱皮できるのだろう。全く不思議だ。前足は確かに立派なカマになっている。

このカマキリは脱皮後、今日で7日目になるがまだ留まっている。ベランダに来る昆虫は少ないので餌が得られるのか心配していたが、昨日今日とネムノキについたアオムシ(フタテンオエダシャクの幼虫)を捕まえて食べていた。カマキリがアオムシを食べるとは知らなかったが、考えてみれば蝶や蛾を食べるのだから、その幼虫を食べても不思議はない。ベランダには鳥や蜂などの天敵があまり来ないので、カマキリにとっては案外よい住処なのかもしれない。 

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