チャドクガによる酷い湿疹と格闘しているうちに5月も終盤になってしまった。痒さのために安眠できないのは相変わらずだが、それでも3回の医者通いの甲斐あってようやく治まってきたことはありがたい。里山散策は何とか続けられたので、その間に観察したものを掲載することにした。
近所の緑地ではマメガキの花が咲き始めた。小さいがとても気品がある。
美しく色付き始めた実は何だろうか。ツツジ科であることは間違いないようだが種類はわからない。ブルーベリーのようでもあるが?
つい先日まで白い花を沢山咲かせていたカジイチゴは実の季節となった。
朝、新聞を取りに玄関を出たらすぐ脇に小さな虫が止まっているのに気付いた。新聞の上に受けてベランダのネムノキに移ってもらった。ネムノキを気に入ってくれたのか落ち着いた様子だったので撮影することができた。初めはシロホシテントウかと思っていたが、調べてみるとシロジュウシホシテントウという種類らしい。ニス塗りの木地に白点を散らしたようなデザインがとてもシックだ。
次はテントウムシの代表のようなナナホシテントウ。飛ぶ準備に入った瞬間がカッコよい。
さらにテントウムシによく似たクロボシハムシ。テントウムシに似ていることで、野鳥はテントウムシの匂いを連想して食べる意欲がわかないらしい。
池の傍の湿った地面にケラ(オケラ)がいた。子供の頃には蒸し暑い夜にジーという鳴き声をよく聞き、部屋にもよく飛び込んできたものだ。久しぶりにオケラに会えてうれしかった。それにしても土を掘るという機能に特化された個性的な体付きには感心する。
ヤマグワの周りには青色に輝くルリチュウレンジ沢山飛び回っている。
植物観察会に飛び入りで混ぜて頂いた。面白い話を色々伺ったらこれまで関心が薄かったイネ科植物にも目が行くようになった。これはカモガヤ。涼し気でよい。
次はカラスムギの実。熟した色合いや形はなかなかのものだ。
いつもキノコが生えるコナラの切り株にはアカゲカワキタケが生えていた。
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