10月に入ってさすがに秋めいてきた。南海上を北上してきた台風の遠い影響か、夕暮れ時に自宅窓から眺めた西側の空はやや不気味な夕焼に染まった。
自宅付近は植栽されたキンモクセイが花盛りとなり強い香りが漂っている。
数は少ないが近い仲間のギンモクセイも咲いている。
さらに、同じく近い仲間のウスギモクセイがキンモクセイに一本だけ混ざっている。その名の通り、花の色は薄い黄色。
前二種は日本には雄株しかない。従って、これらには実がならないが、このウスギモクセイには実がなる。この木に実がなることを教えてくださったのは、同じ団地にお住まいの90歳を超えた植物の大家であるM子さんだ。他にも様々なことを教えて頂いてとても感謝している。
秋になってキノコを見かけることが多くなってきた。里山の道を歩いていたら立派なシロオニタケを見つけた。傘の裏側の襞が素敵だ。
コナラの枯木には白いキノコが多数発生。ウスヒラタケだろうか?
里山は実の季節を迎えた。クサギの実は美しい色合い。拡大すると宝石のよう。
ヌルデの実は赤く熟してきた。これから冬に向かって小鳥たちの貴重な食料とのこと。
シオデの実は大豊作。「鈴なり」とはこのことか。
田圃の畔にはワレモコウが秋らしい風情を添えている。
出揃ったススキの穂を接写してみた。花の様子がなかなか面白い。
根元にはナンバンギセルが咲き出した。花もよいが柄の縞模様も素敵だ。
路傍のエノコログサも構図によっては絵になる。
ノハラアザミの花にオンブバッタが止まっていた。
ウラナミシジミはどんどん数を増す。
ベニシジミはスクランブル態勢。
ヤマトシジミは日向ぼっこ。
キチョウはセンダングサで吸蜜。
メスグロヒョウモン(♂)を久し振りに見た。暑かったこの夏をどこかに潜んで無事やり過ごた。
クロヒカゲも元気に飛び回る。翅裏の文様や色合いがシック。




















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