2025年3月30日日曜日

2025年3月24-30日 近所の緑地、里山

雪が降った後は初夏を思わせるような日が続き、スギ花粉と黄砂で空は黄色くぼんやりと霞み鬱陶しかった。まとまった雨が降り富士山と丹沢が久し振りに見られた。丹沢の雪は殆ど消えてしまったが富士山はペンキを塗ったような真っ白になっていた。



植物は成長モ-ドに入った。コブシの花は気品がある。蕊の辺りの色合いや形が美しい。



コブシの花が何か寂しいと思ったら、複数のヒヨドリが凄い勢いで花を食べている。現行犯!!



ミズキの若葉は文字通り瑞々しい。



トサミズキの花は壁紙の図案のよう。



サルトリイバラの芽吹きは唐草模様のよう。



モミジイチゴの花はどこか儚げ。



ダンコウバイの花が新芽の脇から咲き出した。カニのようでユーモラス。



ユスラウメの花は清楚な感じ。



カリンの花は艶やか。



ヤマザクラはほぼ満開。



クロモジの花は気品がある。



この辺りで見られるアケビ科の3種類。

アケビ



ミツバアケビ



ムベ 新芽が美しい。



ガマズミの芽吹きはなかなかユニーク。



コナラも一斉に芽吹き。



シュンランが咲き出した。美しい緑色。



スミレの大株が一斉に開花。



カルガモさんが草地でのんびりと餌探し。



2025年3月24日月曜日

2025年3月14-24日 近所の緑地、里山

前回の雪の予報は当たらなかった。今回は雪は降ってもすぐ雨に変わるという予報だったが、この辺りでは雪が積もった。近くの緑地ではススキの原が白くなった。



午後には雪はすっかり止んで夕暮れの富士山が赤く染まった。手前の丹沢は逆光だがかなり雪が積っているのがわかる。



19日の雪の後、21日には20℃近くまで気温が上がり、22日には20℃をかなり上回り、さらに23日には25℃を上回って汗ばむ陽気。僅か数日で冬から夏になったようでその上に花粉も酷く体に応える。気温の上昇に伴って、植物も急速に動き出したようだ。

フサザクラという植物が近所にあることを初めて知った。「サクラ」と言っても、桜の仲間ではない。花弁がなくちょっと地味な感じ。



花をクローズアップするとこんな様子。



ヤマボウシの芽吹きは力強い。



アワブキは芽吹きの準備完了。



キブシが一斉に咲きだした。簾のようで風情がある。



クロモジの芽吹きはリズミカル。



フリソデヤナギは開花が進んだ。



ウグイスカグラの花もこの季節らしい。



白花のウグイスカグラもある。



この暖かさでコブシも一斉に咲きだした。花盛りを迎えた大木は見応えがある。



キヅタは実が熟す季節。蓋のように見える部分の放射状の模様が面白い。



畑の脇ではオオイヌノフグリが満開。



ホトケノザもこれだけまとまって咲くとなかなか見応えがある。



谷戸ではニリンソウが咲き始めた。



ヨゴレネコノメも咲き始めた。「ヨゴレ」とはちょっと気の毒な名前だ。



2025年3月11日火曜日

2025年2月26日-3月10日 近所の緑地、里山

気象庁の「警報級の大雪」予想は全くの空振りで、この辺りではうっすらと積った程度だったが、丹沢ではそこそこの積雪があったようだ。翌朝、窓から見た丹沢は中腹から上が白くなっていた。



里山の日溜りでは越冬していたムラサキシジミ(オス)が暖を取っていた。オスは紫色の部分が大きくて美しい。



尾根道を歩いて行くと前方に何やら鳥を発見。上手い具合に切株に乗ったところを撮影してみるとトラツグミだ。



枯草の原ではアカハラが餌探し。



ツグミの姿も多く見かける。そろそろ集団になって北に帰る時期が近付いてきたのか。



木の枝に止った小鳥は頭の羽が逆立っているのでカシラダカかと思ったが、ホオジロのメスのよう。



こちらはカシラダカのメスだろうか。よく似ていて紛らわしい。



ジョウビタキ(メス)は人懐こい。



草木の様子も春の訪れを感じさせる。イヌコリヤナギの花は春らしい色合い。



フリソデヤナギの花は柔らかな色合い。



コリヤナギは沢山の花が目立つ。



アブラチャンの蕾が目立つようになってきた。



ダンコウバイの蕾も大分膨らんだ。



ヤブツバキは花盛り。



フキノトウも元気よく顔を出した。