猛烈な暑さが少しだけ収まった朝、窓の前の木にお腹が白い鳥が止まっていると妻が言う。見るとツミのようだ。すぐにカメラを取り出してベランダから撮影した。目が茶色いのでオスの成鳥のようだ。すっかりリラックスして羽繕いをしたり周囲をのんびり眺めたりしている。
カッコウムシというのはこれまで知らなかった。ネットによれば、カッコウムシ科の幼虫は肉食で、成虫がハチの巣に産卵すると、孵化した幼虫がハチの幼虫を食べて巣を乗っ取ってしまうことが、カッコウ(郭公)の托卵を思わせるということで名付けられたという説が紹介されていた。
ネムノキの脇の窓ガラスにはキボシツツハムシが止まっていた。5mmに満たない小さな甲虫だが拡大するととても美しい。
壁面には触角が長いカミキリムシが止まっていた。マツノマダラカミキリという種類のようだ。複雑な模様が渋くて素敵だ。
緑地の草の葉に止まったハチを撮影した。オオハヤバチという種類でバッタ類の幼虫を狩るとのこと。なかなか精悍な構えだ。
クリの実はすっかり大きくなった。
ウドの花穂は立派だ。
クサギの花が咲き出した。蕾の色合いも可愛らしい。
雨上がりの朝、草に付いた雨粒が美しい。