2022年3月25日金曜日

2022年3月19,20日 近所の里山

しばらく寒い日が続き季節の進みが足踏みしたが、今日はこの時期らしい気温に戻った。里山の川沿いの道を行くと、ホオジロが飛び出して近くのカヤ原に止まり写真を撮らせてくれた。背中の模様や色合いが味わい深い。


周りの林ではキブシが一斉に花を咲かせた。キブシには雄株と雌株があることを最近知った。これは雄株の雄花。雄蕊が覗いている。


雌株の雌花はこんな様子。雌蕊がドンと構えている。


ウグイスカグラも季節を感じさせる。


ダンコウバイも咲いた。昨年より10日ほど遅いようだ。


ニワトコも勢いよく芽を出した。蕾もすでに付いている。


ヒサカキが下向きに沢山の花を付けている。小さな花だが下から間近に見上げると、とても上品な佇まいだ。


カワヤナギ?の花は盛りとなり芽はどんどん延びる。


もう少しすると夏の鳥がやってきて森は賑やかになるだろう。

2022年3月15日火曜日

2022年3月13日 「おかえりツミ」+近所の里山

朝食を食べようとしたらキーキーキキキという鳴き声が聞こえた。もしやと思って窓から見るとツミのメスが電線に止まっている。去年の春1ヵ月ほどこの辺りに滞在してくれたのでそれ以来のお目見えだ。「おかえりモネ」ならぬ「おかえりツミ」だ。

コロナだウクライナだと気分が塞ぎがちだったが、ツミのお陰でしばし解放された。


撮影していたら、振り返って「見るんじゃねえ!」


前の棟のアンテナ線にはオスも来ていた。

今年もしばらく楽しませて貰えるだろうか。


朝食後、里山に出かけたが空は花粉で黄色く濁っている。目は痒く、くしゃみを連発しながら歩く。

ミツマタの花が開いていた。上品な姿だ。


畑の脇はホトケノザのお花畑。


数羽のカシラダカが一斉に飛び立った。地面で食事中だったらしい。オスとメスで様子が異なる。

オスはちょいワルの顔立ち。


メスはぐっとおとなしい感じだ。


ホオジロのオスも現れた。「一筆啓上・・・」と囀る頃だ。


川の畔ではヤナギが芽吹く。これはオノエヤナギだろうか。色合いも姿も美しい。


林の中ではクサソテツが芽を出した。勢いに圧倒される。


青い実はオオバジャノヒゲだろうか。自然の色とは思えぬ鮮やかさだ。


1週間の間に自然は大きく変化する。

2022年3月8日火曜日

2022年3月7日 蟹ヶ谷公園、谷戸山公園

2/26のコロナワクチンの3回目接種後の酷い副反応から本調子に戻るまで1週間近く要した。やっと体調が戻ったので今日は少しだけ遠出をしてみた。

蟹ヶ谷公園に着いて、台地から湿地に下り始めると、美しいオスのジョウビタキが出迎えてくれた。


ツグミが小さな流れの中で餌を探している。


池ではオオバンが忙しく食事中。


ダイサギが飛来して池の畔に降りた。飾り羽がすごいことになっている。


ダイサギが空を見上げたと思ったら上空を猛禽が通過していった。模様からノスリのようだ。何故か翼や尾羽が大分痛んでいる。



谷戸山公園に移動した。森の中ではアオキの実が色付いて美しい。


坂を下って池の畔に出た。池は沢山の水鳥で賑わっている。殆どがマガモのようだ。マガモの首の色は緑色だと思っていたが、見る角度や個体によって異なり、群青色のように見えるのもいる。


池の畔にすっと立ってひときわ大きく貫禄があるのはアオサギだ。


林の中の道を歩いていたら、アオジが近寄ってきた。


たまにはいつもと違う場所を歩くのもよい。