アジサイの蕾が膨らみ季節は春から初夏に進む。次々に咲いたホオノキの花も終盤になった。
街路樹のユリノキは花を付けた。ホオノキもユリノキも共にモクレン科。どことなく似ている。
ヤマボウシの白い花(ガク)は樹幹を覆うよう沢山咲いた。下の方で奥ゆかしく咲いている花を撮影。
クサイチゴの実は赤く熟し目立つ。
カジイチゴの実は派手さはないが渋い色調で味わいがある。
ウツギの白い花も咲き揃った。
林の下のツメクサの群落にはヤセウツボがニョキニョキ出ている。
橙色のチョウがひらひらと飛んだので、もしやと思って確認するとアカシジミだ。5月前半に見られるとは。春が随分暖かかったためだろう。
コミスジもスイスイと気持ちよさそうに飛ぶ。
ところで、ベランダの植木鉢の縁を何やら灰色の小さい虫が這いまわっているのに気付いたので接写レンズで撮影した。写真を拡大してみるとレースのようでとても綺麗だ。調べてみると、外来種のプラタナスグンバイというヨコバイに近縁の虫で、最近増えていて、その優雅な姿とは裏腹にプラタナスの汁を吸って弱らせてしまう困りものとのこと。
このところクヌギの幼木の葉上で小さい虫をよく見かける。1cmにも満たないほどでムネアカナガタマムシというタマムシの一種らしい。拡大すると確かにタマムシらしい姿だ。
青く輝く小さな虫はバラルリハムシというハムシの一種だと思う。光沢があって宝石のように美しい。
最後は、公園の枯れ枝置き場を這いまわっていたこの虫。種類がなかなかわからなかったが、色々調べて、ヒメオビオオキノコというキノコを食べる虫であると判断した。そっくりな模様の別の種類(ヨツボシオオキスイ)がいるので、どちらかが擬態しているのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿