2022年7月26日火曜日

2022年7月17,26日 近所

7月17日

早朝に散歩に出ようと階段を下りて行くと、壁にじっと止まっている蛾に気付いた。散歩から帰ってくるとまだ同じ所にいたので、そっと手に移してベランダのネムノキに止まってもらって撮影した。ウンモンスズメ(雲紋雀)というスズメガの一種だ。雲紋とは雲の姿を意匠化した文様とのことで、この蛾の様子もそんな感じに見える。オリーブ色の帽子を冠ったような姿が可愛い。



昼の間は同じ所でじっとしていたが、夜になったらどこかに飛んで行った。


7月26日

小康状態だった暑さが戻ってきた。明け方から雨が降り大変な蒸し暑さだ。ベランダで涼んでいるとネムノキにハチが飛んできた。オオフタオビドロバチという種類。手を出さない限り襲ってくることはないらしい。


昼過ぎに雨が上がったので散歩に出た。すごい湿気で汗が噴き出す。

エノキの実は色付き始めた。


イヌビワの実が今年は豊作だ。先端が赤く色付いてきた。「ビワ」というよりは「イチジク」という感じだ。8月後半には全体に黒っぽく熟す。



暑さはこれからが本番。うんざりする。

 

2022年7月15日金曜日

2022年7月8-14日 近所

6月下旬からの大変な暑さが夏の間ずっと続くのかとうんざりしていたが、7月になって急に梅雨空が戻って厳しい暑さは一休みになりほっとしている。

日課の早朝散歩に出掛けようとしたら、家のすぐ前にアサギマダラが舞っていた。里山では時々見掛けるが住宅地で見るのは珍しいなと思いながら、1時間弱の散歩から戻るとまだ同じ場所にいる。植え込みのアベリアの花が気に入ったようだ。家からカメラを持ち出して撮影した。




ベランダのネムノキの花はそろそろ終盤。


以下、近くの緑地で観察したものを少し載せる。

これはウスオエダシャク。蛾の模様は多彩で楽しい。これは浴衣地に使えそうな涼し気な柄だ。


イチモンジセセリがだんだん増えてきた。目が大きくてかわいらしい。


アメリカオニアザミは蕾が大きい割には花は随分控えめだ。


このところ少しだけ関心が出てきたイネ科の植物。これはホソムギか?



2022年7月7日木曜日

2022年6月14-24日 近所の里山

6月下旬から大変な猛暑が続いたせいか、もう夏も半ばのような錯覚に陥ってしまうが、まだ7月になったばかりだ。猛暑の間は里山に出掛ける気にならなかったので、猛暑が来る前に観察したものを載せることにする。

草地には沢山のネジバナが咲いた。


ヒメコウゾの実は赤く色付いた。


ムラサキシジミがススキに止まって翅を開いた。濃い紫色の部分が大きく広がっているオス。涼し気な風情だ。眼が緑色に輝く。


キアゲハが止まった。


ルリタテハも開翅した。同系色でまとめられたシンプルなデザインが素敵だ。


ヤマトシジミがカタバミに産卵していた。この季節のメスの翅表は黒一色だ。


ススキの葉の裏にいるのはササグモ。クローズアップするとなかなかの迫力だ。巣は張らずに歩き回って獲物を捕まえる。


小さな流れの傍にはニホンカワトンボが多い。


ヨモギの葉上で食事中のナミテントウ。光沢がなかなかのものだ。



全身緑色のカメムシ。アオクサカメムシかと思ったらツヤアオカメムシという種類のようだ。


ヒメジョオンの花に止まるのはアカサシガメ。肉食種らしい迫力ある姿。


雨上がりの朝。雨滴が美しい。