2022年4月27日水曜日

2022年4月19,24,25日 近所

自宅の近くにツミが営巣した。朝の散歩の途中に巣の近くを通りかかったら、特徴のあるキーキーキキキという鳴き声が聞こえてきた。見上げるとケヤキの枝にツミのメスが止まっている。小さくてもタカの風格を備え存在感抜群。


撮影していたら近くにオスもいることに気付いた。人通りが結構多い場所なのにすっかりくつろいだ様子だ。


草地に紫色の花が沢山咲いているのに気付いた。近寄ってみるとタツナミソウだ。北斎の絵の波のようにダイナミックな形だ。うまいネーミングだなと改めて感心。


クマシデの若枝は瑞々しい。花穂は大分大きくなった。


ホタルカズラの花は更に増えた。


光沢のある新芽を沢山出したのはシロダモか。すごい勢い。


キリの大木は花盛り。


望遠レンズで拡大してみるとこんな感じ。ゴマ粒のような模様が印象的だ。



おまけ1

先日、思い立って韮山、三島方面に日帰り旅行した。その際、韮山反射炉の傍でミミズと格闘していたアカハラ(オオアカハラ)を撮影した。


おまけ2

近所の緑地で見かけたネコさん。なかなかの面構えなので掲載決定!



2022年4月20日水曜日

2022年4月7-17日 近所の里山

春本番となって草木の成長速度が速くなる。アオハダの芽を包んでいた芽鱗?の紅色と若葉の緑の対比が眼目を惹く。


ヒメリンゴはピンク色の蕾と白い花の組み合わせがよい。


ナツグミはびっしりと花を付けた。


ウワミズザクラは花盛り。


ヒメコウゾは雄花と雌花で全く形が違う。


オニグルミも雄花と雌花で全く形が違う。


クサイチゴの花の時期はそろそろ終盤になった。


林の下にホタルカズラが群生していた。蛍光色のような青色はデジカメで描写するのが難しい。


そのすぐ近くでツチグリを見つけた。見れば見るほど不思議な形だ。ちょっと季節外れのような気もする。



おまけ ピンクムーン

4月の満月のことをピンクムーンというらしい。今年は4月16日。ベランダから眺めたら、月に照らされた雲が素敵だったので撮影してみた。


勿論、月がピンク色になるわけではなく、ネットによれば、この季節にはピンク色の花が多く咲くことからネイティブアメリカンがこのように呼んだのが始まりとのこと。

2022年4月12日火曜日

2022年4月6日 百蔵山+八ツ沢発電所施設

親友のI君と甲州の山を歩いた。I君とは若い頃には随分一緒に山に行った。自分自身はこのところ山から遠ざかってしまっていたので、本当に久しぶりの山歩きだ。

朝5:30頃、車で家を出発し、待ち合わせ場所の百蔵山の登山口で合流した。最初は杉林の沢筋の暗く急な道をしばらく登る。ミソサザイの囀りが沢からは聞こえ、カケスが杉の高い枝で盛んに鳴くが、どちらも姿は見えない。程なく杉林は終わり富士山を正面に望む尾根に出た。天候に恵まれ富士が輝いている。


富士の手前の山塊がなかなか立派だ。この山塊は道志最高峰の御正体山だと思っていたが、帰宅して調べたら杓子山とその西側に続く山域であることがわかった。

尾根に出てから広葉樹林の下の明るい登りになった。キブシが多い。


更に一登りで広々とした山頂に到着した。高度が上がった分だけ富士山方面の視界が開け、桂川が蛇行しながら杓子山と三ッ峠山の間を抜けて都留地方を流れ下っている様が手に取るようにわかる。


暖かくなった山頂には多くの蝶が舞っている。キアゲハは麓から上昇気流に乗ってやってきたのか。羽化したてで美しい。



次はヒオドシチョウ。冬を乗り切ったつわもの感が漂っている。


木々の梢をせわしなく飛び回っているのはヒガラだ。落ち着いて写真を撮らせてもらえず顔が枝に隠れてしまった。


下山は別ルートを選んだが、かなりの部分は足元が不安定な急斜面だ。鎖やロープに頼りながら下る。下りきる頃には太腿がパンパンになった。

下山後は、猿橋を見物した後、明治時代に発電のために建設され重要文化財に指定されている八ツ沢発電所施設の施設を訪ねた。これは、桂川から発電用の水を分流して取水するための施設。


次は、取水した水を桂川の上を通すための水路橋で猿橋のすぐ脇にある。桂川からの取水位置から1.5kmほど流れてくる間に桂川(下方)とこれだけの高度差が生じている。


最後は、更に下流にある別の水路橋。目立たない場所にひっそりと佇むレンガの建造物には秘境感が漂う。


帰宅の途中に相模湖近くの温泉施設で汗を流した。久しぶりの山歩きは文化財見学がプラスされたこともあってとても充実して楽しかった。

2022年4月5日火曜日

2022年3月27-4月2日 近所の里山

1、2月は寒い日が多かったので、桜の早めの開花予想は当たるのかなと思っていたが、3月になった途端に暖かい日が多くなり、ほぼ予想通り開花した。


タチツボスミレがあちこちで賑やかに花を咲かせている。


キジムシロの大きな株が見事だ。


春の訪れを告げるミヤマセセリも元気に飛び回っている。クヌギやコナラの葉を食べて育つので、ナラガレによる影響を心配していたが、今のところは大丈夫なようだ。


そのコナラの芽吹き。可愛らしいので毎年撮影してしまう。


ナツグミも花を付けた。下向きに垂れ下がって咲く。


オニグルミの芽吹きは力強い。


オヒョウの木の枝にイラガの繭を見付けた。白黒模様がとても面白い。蛾は繭の一部をパカッと開けて羽化するというのだからさらに面白い。


毎朝の散歩のコースに、スズメがいつも集まっている家がある。スズメのお宿というのだろうか。こうして見るとスズメも可愛い。


キーキーという鳴き声がするので探してみるとツミのようだ。つがいで巣作りをしているようだ。